あなたはどうすればニートをやめられるかご存知ですか?
- 何でもいいから仕事する
いたってシンプル!
なのに、これがなかなかできません。
ニート
わかっているのに行動できません…キッカケを待っている自分がいます。
実はそれ、ほとんどのニートが経験しています。それくらい典型的な失敗パターンです。
実のところ、ニートから抜け出せないのは「脱出方法を知らないから」ではありません。知っていても行動できないのは、動物として自然なことなのです。
そこで本記事では、
- ニートから抜け出せない理由
- ニート脱出に役立つ心構え
について解説します。
パン
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あなたはいつでも新しい生活をスタートしていいんですよ!
目次
なぜニートから抜け出せないのか?
まずは、ニートから抜け出せない原因について解説します。
ニートの方はよく「自分のダメさ加減」に落胆しますが、動物の行動原理としては「動けなくて当然」なんです。
理由1:本能的に「今の生活」を捨てられない
動物は安全と安心を何よりも大切にします。よほどのことがない限り、自分の領域(テリトリー)を捨てて新たな生活領域を築いたりはしません。
- 危険な敵が少ない
- 食べものが少しはある
- 雨風をしのげる場所がある
自分が今いる場所のことを「安全領域」あるいは「コンフォートゾーン」と言います。
不安を感じずに行動できる範囲のこと。
- 現状は知っているから安全・安心
- 外の世界は知らないから危険・不安
今の生活に不便や不満が多少あっても現状維持を選ぶ。これが動物の本能です。
ニート「今の生活のほうがマシ」
ニートも同じです。
- 収入ゼロ
- 親に酷いことを言われる
- 自分で自分を追い込んでしまう
このような状況でも、心のどこかでこう思っているはずです。
- 苦労したくない
- 希望する条件の仕事がない
- 今の生活のままでも生きていける
今の生活を捨てられない。
だからニートを続けているのです。
理由2:「今の生活」を捨てるに足るキッカケがない
動物が自分の領域(テリトリー)を捨てて新たな生活領域を築くのは、必要に迫られたときだけです。
- 危険な敵が自分の領域内に移住してきた
- 食べものが無くなった
- 雨風をしのげる場所が大破した
自分の領域の価値が減ると、相対的にリスクを冒す価値が増えます。
そのため、動物はキッカケがあれば自分の領域を潔く捨てられます。
ニート「キッカケと無縁の生活」
ところがニートの場合、キッカケとほとんど無縁な生活をしています。
- 出会いがない
- 生活を支えてくれる人がいる
- ほとんど変化しない毎日
ニート脱出を望むのはなぜでしょうか?
家族に迷惑、世間体が悪いなど「今のままではいけない」と思っているからです。
しかし思っているだけで、リスクを冒すほど必要に迫られていない。ニートから抜け出せないのは覚悟が足りないからです。
理由3:「今の生活」を捨てられるほど自信がない
自分の領域を捨てて新たな生活領域を築く要因は「キッカケ」に加えてもう1つ、「強さ」も関係します。
強い動物は小さなキッカケでも行動します。なぜなら「自分の領域を捨てても生きていける」という自信があるからです。
一方、弱い動物はよほどのことがないとなかなか行動しません。
- 移動中に敵に害されるリスク
- すでに誰かの領域になっているリスク
- 新たな生活領域を築くまで体力が持たないリスク
弱い動物ほど警戒心が強く、慎重に行動します。
ニート「上手くいく自信がない」
なかなか行動しないのはニートも同じです。
- 仕事しても辛いだけかも
- 応募しても落とされるかも
- 何もできない自分に気づかされるかも
結局のところ、ニートから抜け出せないのは自分に自信がないからです。
ニート脱出に必要な心の準備
ニートから抜け出せないのは、動物の本能を考えると「当然のこと」というのがこれまでの説明でした。
次は、ニートをやめたくなる考え方をご紹介します。
今回はぼくの考えをシェアさせて頂きますが、自分で「働く意義」を見つけたい方はこちらの記事をご覧ください。
マインドマップであなただけの「働くメリット」を見つけましょう!
心構え1:実は働くほうがマシ
ぼくは何度かニートの経験があるので確信しています。
働くほうがマシです!
- 働かないと時間を無駄にする
- 仕事は辛いときも楽しいときもある
- 仕事を辞めたいのは「ないものねだり」
時間を有意義に使えるニートはまずいません。
ニート
時間はたくさんある。
明日でいいや。
あなたも心当たりがあるはずです!
それなら、たとえ辛くても稼ぐほうがマシではありませんか?
仕事は誰かを勝たせるためにするものです。警備員のような単純作業も、必要だからそういう仕事があるわけです。
そしてお金とは「私はこれだけの価値を生み出しました」という情報なんです。
金額が多いほど大きな価値を生み出したということです。
つまり「稼ぐ」とは、それだけで有意義な時間の使い方なんです。
心構え2:大切なのは「どう働くか」
医者や弁護士になれば幸せ?
肉体労働で単純作業だと不幸?
そうとは限りませんよね。
患者や被告人から「あの人は信用できない」と思われて依頼がまったく来ない人もいれば、現場仕事で大活躍してチームを任される人もいます。
なので仕事の内容は二の次でOKです。
大切なのは「どう働くか」です。知識や能力に自信がなくても大丈夫!
コミュニケーションを密に取って、明るく元気に仕事すれば、必ず歓迎されます。
心構え3:いつでも戻れる
もしかしたら仕事が辛くて逃げたくなるかもしれません。
逃げても大丈夫です。
限界まで戦ってもかまいません。
いずれにせよ、今ニートでいられるなら、あなたが頑張った後もきっとご家族が受け入れてくれるはずです。
仕事は無数にあります。「何か違う」なら一度撤退して、もう1度挑戦しましょう!
心構え4:あなたは自由
つい忘れがちですが、あなたは自由です。
- どんな仕事をするか
- どう仕事するか
- いつその仕事をやめるか
- どこで生活するか
- 毎日どんなものを食べるか
- 何を買うか…などなど
でもニートだと、自由が全くありません。
- お金がないからどこにもいけない
- 大きな買い物もできない
- 家族の都合に合わせないといけない
- 親や世間から何を言われても我慢、我慢
「自由」はあなたが考える以上に価値がありますよ!
さっさと自立して、自由を取り戻しましょう!
心構え5:キッカケに期待しない
すでにお伝えした通り、ニートはキッカケと無縁です。
親が死ぬのを待ちますか?
その死を受けてもなお、自立できなかったらどうしますか?
あなたはキッカケを待つべきではありません。決断の理由はなんでもいいのです。スピード重視で行動しましょう!
「怖くて決断できない」という方はこちらの記事をどうぞ。労働に対するイメージがガラッと変わるはずです!
まとめ:ニートをやめるには「選ぶ」しかない
- ニートから抜け出せないのは普通のこと
- キッカケに期待してはいけない
ニートから抜け出せないと自分を責めてしまいますよね。
どうか気楽に考えてください。
仕事も、新しい生活も、現状より悪化することはないはずです。
もし悪化したら元の生活に戻ればOKです!
自分を責めるくらいなら思い切って行動しましょう!
今回は以上です。