【優柔不断を克服】簡単にできるトレーニングを紹介します

4 min

優柔不断な人は、スーパーで買い物してはいけません!

なぜなら、行けば行くほど本人がダメージを負うからです。

  • 迷っている時間はすべて損
  • 迷うともっと優柔不断になる

例えば、同じコーナーを5回も6回も通過して、そのたびに買うかどうかを迷っている人は、それだけの時間をムダにしています。

そしてなんと、意思決定を迷うとそれが「自己暗示」となり、さらに優柔不断になってしまうのです!

詳しくはこの後解説しますね。

本記事では、優柔不断を改善できる「先取(さきどり)トレーニング」をご紹介します。

優柔不断は訓練で直せますよ!

優柔不断を直すにはどうしたらいいのか?

まずは、優柔不断の直し方について説明しますね。

考え方を変えるだけでは足りない

優柔不断を直すには訓練が必要です。

例えば、身体的なクセ(鼻をすする、爪を噛む、髪を触るなど)はなかなか直せませんよね。

優柔不断もクセのようなものです。
それも、目に見えない思考習慣です。

優柔不断と目に見える身体的なクセでは、どちらの方が直しづらいでしょうか?

おそらく、Yahoo知恵袋の回答にあるような「こう考えたらいいよ」だけでは足りないと思います。

決断力を鍛えよう

決断力と筋肉はとても似ています。

筋トレすれば、いずれ重かったダンベルを軽々と持ち上げたり、もっと重いダンベルに挑戦したりできますよね。

決断力も同じです。鍛えることで、小さなことなら軽々と、大きいことでもしっかりと決められるようになります。

逆に意思決定を避けてばかりいると、これはベッドから出ない自堕落な生活と同じですから、どんどん優柔不断になってしまうのです。

誰でも決断マッチョになれる!

鍛えれば、10日かけて決めていたことをわずか1時間で決められるようになります。

極めれば10秒で決めることも可能です。

このあとは、決断力を肥大化させるためのトレーニング方法をご紹介します。

訓練すれば、どんな場面でもスパッと決められるようになりますよ!

優柔不断を直すトレーニング方法

ここからは、決断力を鍛える「先取トレーニング」について解説していきます。

便宜上ぼくがネーミングしましたが、内容は根拠に基づいています。

すべての行動は「自己暗示」になっている

先取トレーニングについて解説する前に、改めて「優柔不断の原因」に触れますね。

これから1つ質問をするので、自分の過去を振り返ってみてください。

意思決定と向き合えているかチェック!

Q:あなたは知人から「ねぇ、何食べたい?」と聞かれた時、いつもどう答えていますか?

(A)パスタがいい
(B)なんでもいい

優柔不断

優柔不断

相手に決めさせてあげたいし、本当に「なんでもいい」からBかな。

やはり、優柔不断な人ほど「なんでもいい」と答えます。

でも実は、「なんでもいい」と答えるから優柔不断になっていくのです!

国内で有名なセラピスト、石井裕之さんの著書『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』の付属CDで、彼はこのように述べています。

『普段の生活が変わらないと、その人は変わらない。自分の行動のすべてが暗示になっている』

すべてが暗示になっている
  • 歩き方
  • 食べ方
  • 何を食べているか
  • どういう人と付き合っているか
  • どんな本を読んでいるか
  • 何のテレビを見ているのか
  • 何時に寝るのか
  • コンビニで最初に何を買うのか

石井裕之さんは「人に影響され過ぎてしまう」と悩む女の子に対して次のようにアドバイスしました。

「いつでもいい、何でもいい(と答える代わりに)、1週間、あえて何か提案してください

そして女の子は、次のセッションでこう答えたそうです。

自信が出てきました!
意見を言えるようになりました!

つまり、優柔不断を克服できたそうです。

続きは『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』をどうぞ。おすすめです!

決断力を鍛える「先取トレーニング」

それでは、優柔不断を克服するのに役立つ「先取トレーニング」をご紹介します。

先取(さきどり)トレーニングの内容
  1. 先に「コレ」と決める
  2. 基本的には最初の決定に従う
  3. もっと良いアイデアに変更してもいい

「先に決める→決定に従う」で決断力を鍛えます。

詳しく解説しますね。

ステップ1:先に「コレ」と決める

「なんでもいいよ」ではなく、パスタでもラーメンでもいいので先に「コレ」と決める。

あるいはスーパーに行く前に「総菜のオムライスを買う」と決めて、それを買う。

このように、吟味する前に意思決定することで、決断力を鍛えることができます。

コイントスでもなんでもいいので、考える前に決めましょう。

ステップ2:基本的には最初の決定に従う

もしかしたらあなたは、

先に決めるなんて、あとで後悔しそう…

と思うかもしれませんね。

でもこれはトレーニングですから、後悔していいのです。

もし後悔しても、あなたは自分に「イメージしたことは実現する」と教えられます。

さらに悩む時間をすべてカットできます。

これらは大きなメリットだと思いませんか?

そういう訳で、よく考えずに決めたことを、実行してください。

そうすれば優柔不断を克服できますよ!

ステップ3:もっと良いアイデアに変更してもいい

とはいえ、最初の決定にこだわる必要はありません。

知人に「え~、パスタ?」と言われたら「じゃあ、何がいい?」と聞き返せばいいのです。

↑先ほど紹介した本の付属CDで石井裕之さんが言っていました。

あるいは「オムライスを買う」なのに「やっぱり幕の内弁当!」でもOKです。

ただし、少しでも悩むなら最初の決定に従いましょう。

なぜ先取トレーニングで優柔不断は直るのか?

この訓練で暗示を更新できるからです。

さらに、この訓練を通じて重要な気づきを2つ得られます。

気づき1:何を選んでも「大差ない」

実は何を選ぶかより、選んだ後にどうするかのほうが重要なんですね。

例えば恋人と外食するとき、優柔不断な人は「どこで食べる?」と悪気なく相手に聞きますよね。

気を遣っているつもりかもしれませんが、毎回これでは相手が負担に感じます。

こういう時こそ先取トレーニングで行動してみてください。

「自分は鳥貴族がいいと思ったけど、何食べたい?」

すると、相手も気兼ねなく意見を言えます。

相手に合わせるよりも2人で選ぶほうが、もっと楽しいデートになりますよ。

気づき2:「どう正解にするか」で“自由になれる”と気づく

優柔不断な人を励ますためか、次のような肯定的な意見を述べる人がいます。

優柔不断は深く考えられるということだから、悪い事ではないさ。

一理ある意見ですが、リーダーとしては0点です。

パン

パン

ぼくは昔、現場仕事でリーダーを務めていました。作業メンバーに不安と不満を与える原因は「自信のない指示」です。

実は「出した指示をどう正解にしていくか」がチームを動かすコツです。うまくやってくれた人にお礼を伝えると、チームの雰囲気がどんどん良くなっていきます。

深く考える力は、選んだ後に注ぐべきだとは思いませんか?

選んだことを正解にするにはどうしたらいいかな?

面白い考え方を1つ紹介しましょう。

選ぶ前は「悩み」でしかないのに、選んだ後の熟考は「ゲーム」に変わります!

つまり、選んだ後を重視できる人は、選択の苦しみから自由になれるのです。

先取トレーニングで優柔不断を克服すれば、人生がもっと楽しくなりますよ!

他人の優柔不断を直すには?

家族・友人・恋人が優柔不断で困っている、という人も中にはいらっしゃると思います。

結論から言うと、一緒に訓練してもらいましょう。

偏見かもしれませんが、優柔不断を自覚しながら「このままでいい」と思っている人はいないと思います。

まずは相手に「いつも丸投げされて困っている」と伝えてみてください。

そのうえで先取トレーニングを紹介すれば「やってみようかな」と思うはず。

結局のところ、相手は「悪気なく」あなたに判断を委ねているだけです。

なので、困っていると伝えるだけでも変化が期待できますよ。

それでも改善しない場合は、先取トレーニングを紹介してみてくださいね。

まとめ:「あえて選ぶ」と決断力がムキムキに!

  • 日々の小さな選択が自己暗示になっている
  • 「先取トレーニング」で決断力を鍛えよう
  • ①なんでもいいから先に決める
  • ②最初の決定に従う
  • ③悩まないなら決定を変えてもいい

悩む時間が長いほど、自信はどんどんなくなります。

ですから、本記事で紹介した「先取トレーニング」を実践してみてください。

すぐに決められるようになります。
自信をつけるキッカケにもなります。

石井裕之さんの本もおすすめです。ぜひ読んでみてください!

今回は以上です。

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勇者パン

勇者パン

【あなたの手取り年収を500万に!】というテーマで運営しています。20代半ばの頃、手取り月収16万が2年で45万になりました。仕事は肉体労働でした。
 現在は苦手意識が強かった営業に挑戦中です。「専門スキルがない人でも営業なら人生を打開できる」と思い、通信系の大手企業に入社しました(2022.11)。失敗談やどう乗り越えたかなどを発信していくつもりです!
 更新頻度はゆっくりですが、気長にお付き合いいただけるとありがたいです。

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