人に合わせるのって疲れますよね。
あなたもこんな風に感じたことはありませんか?
- 相手と波長が合わないと疲れる
- 空気を読むのが苦手
- 自分を偽っている感じがイヤ
人に合わせるのが苦手だな…人と関わらないでできる仕事ってないかな?
実はぼくも苦手意識がありました。だからこそ「営業をやってみたい」と5年以上も思っていたのにずっと肉体労働をやっていたわけです。
でもこういった苦手意識は「稼ぎ」に対してストッパーになります。ただの思い込みで営業職や昇進を避けて低収入に甘んじるのはもったいないですよね。
そこで今回はあなたの対人ストレスを解消するためのシンプルな考え方をご紹介します。
仕事でもプライベートでも波長が合わない人は必ずいます。そういった人たちに遭遇したらぜひ本記事の内容を思い出してくださいね。
パン
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目次
なぜあなたは人に合わせるのが苦手なのか?
そもそも、どうして人に合わせることはこんなにも疲れるのでしょうか?
原因はズバリ「こちらが一方的に合わせる不公平感」です。
【体験談】会社の飲みで疲れたときの話
会社の先輩と2人で飲みに行きました。
仲良しだからではなく「仲良くなるため」です。
言い方を変えると、目的は「波長を合わせるため」だと思っていました。仕事やプライベートについてシェアしながらお酒と食事を楽しむことで良い関係が作れるだろうと。
ところがそうはなりませんでした。
結論から言うと「この先輩に心を開くことはないだろう」と思ったんですね。
その理由はズバリ、こちらが一方的に相手に合わせて疲れたからです。
- こちらのダメな点を懸命に指摘してくる
- こちらの発言を受け止めない&褒めない
- ぼくの直属の上司の欠点を指摘した
先輩は「否定」ばかりで、ぼくは本音を言うほど傷つきました。
それでぼくはどうしたかというと、できる限り「同調」したんですね。
「10年この仕事をしてきたからですね。さすがですね」
「自分は今のところ契約取れていますけど、チームが変わったらダメかもしれませんね」
「すべてのお客さんに気に入られるのって難しいですよね」
まあ、ストレスでしたね。こちらの意見は認めず、求められるのは相槌のみです。我慢できなくて反論してしまった場面もチラホラありました。
このときのぼくは、研修中でありながら上位陣と肩を並べるくらいの好成績でした。しかも「そこが君のダメなところ」と指摘された部分のおかげなんですね。
波長を合わせるつもりなら「そこが君の良いところ」と言うべきでは?
ちなみにぼくの欠点は「グイグイ行くところ」らしいです。「日本人はそういうノリ嫌うよ」と先輩に言われました。でもお客さんからは「工事日はあなた来てくれないの?残念ね」とよく言われます。
あと、この先輩は上位陣ではありません。
でもそれはどうでもよくて…こちらだけでなく、先輩にも波長を合わせる努力をしてほしかった!
そうすればお互いに褒め合う楽しい飲み会になったと思います。
ストレスの原因を考察
帰りの電車の中で、扉に体を預けながらストレスの原因について考えました。
真っ先に思いついたのが「こちらが一方的に合わせる不公平感」です。
- そちらは言いたい放題で楽しかろう!
- こちらは同調ばかりでヘトヘトだわ!
先輩はズバリ「教えたがり」でした。
こちらは相手が気持ちよくなれるように「さすがです!ためになります!」とやっているのに、向こうは「そこが君のダメなところ」とやってくるわけですから…
これって不公平ですよね。
ではどうしたらこのストレスを感じなくなるのでしょうか?
そう考えて思い出したのが公園で見かけるお母さんと小さなお子さんのやりとりです。
どうしたら人に合わせるのが楽になるのか?
結論から言うと、人に合わせるのが苦手な人は「相手は子供」と思って接すればいいんです。
「相手は子供」と考えてみる
ぼくたちがコミュニケーションで苦しむ本当の原因は「相手に期待しすぎ」だからです。
例えば子育てに苦労している親ほど子供に「大人な対応」を求めてばかりいませんか?
- 自主的に勉強しなくてイライラする
- 遊園地で駄々をこねたら力強く引っぱたく
- 子供の将来を決めつける
「こうあるべき」という理想を子供に押し付けている親は、実のところ子供を「子供」と認識していません。むしろ「大人と同じ振る舞いができないなんて情けない」とすら思っているかもしれません。
逆に良い親は子供との接し方がうまいです。子供は「話聞いて!一緒に遊んで!もっと褒めて!」と自己主張ばかりしますが「子供なんだから仕方がない」と割り切って話や遊びに付き合ってあげます。
そこに不満はありません。
なぜなら「相手は子供だから」です。
要するに「相手は子供」と思うだけで人に合わせるのが簡単になるのです。
子供にありがちな特徴とは
小さな子供ってだいたいこんな感じではありませんか?
- 人の話を聞かない
- 人の話を遮って主張を押し通す
- 褒めてもらいたくて仕方がない
- 負けそうになると感情的になる
- 一面的な考え方しかできない
大人なんだから大人の振舞いをすべきでしょう!
気持ちはわかりますが、20歳以上=大人という考えはやめたほうがいいです。
なぜなら、いくら経験しても何も学ばない人もいるからです。
以前働いていた職場で人をバカにする40代の小太りなバカ(男)がいましたが、彼の周りからの評価は最低でした。ぼくもキライでした。
本人は酷評と戦っていたのかもしれませんが、やり口が「子供」なんですよね。
でも「相手は子供だから」と思うと大らかな心で許せることが多かったです。
年齢ではなく成熟度を見よう
では「相手は大人だからこうあるべき」と捉えたらどうなるでしょうか?
期待が裏切られてイヤな気持ちになりますよね。
飲み会の例だと、ぼくは先輩に「君ってすごいんだね」とか「君の気持ちわかるよ」とか言われることを期待していました。
でも実際はぼくが言う側で、それがストレスでした。
仮に「この人は子供だから仕方がない」と思っていたらストレスは感じなかったはずです。
とどのつまり、相手の年齢ではなく「成熟度」を見ましょうということです。
相手の意見は受け流そう
人に合わせるコツは「受け止める」ではなく「受け流す」です。
相手を否定も肯定もせずに受け流せばストレスは感じなくなりますよ。
例えるなら、ドッジボールの試合を横で見ているような心境です。
相手の発言を全弾キャッチしてたら疲れますし、勢いよく投げ返しても試合はヒートアップする一方ですよね。
でも試合を横で見ているだけなら全く疲れません。
人とのコミュニケーションもコレと同じで、否定も肯定もせずに「そうなんだ」「そうなんですね」で受け流すと意外と楽しく会話できます。
想像してみてください。
目の前に小さな子供がいて、あなたに「バーカバーカ!」と罵ってきたらどう感じますか?
「相手は子供」と思っているあなたの逆鱗に触れることはまずないでしょう。
そうなんだ(変な子だなぁ)。
このように受け流すと人に合わせるのがとても楽になりますよ。
まとめ:「相手は子供だしなぁ」で許せるようになる
- 合わせるのがこちらだけだと疲れる
- 「相手は子供」だと相手に合わせやすい
- 年齢ではなく「成熟度」を見よう
- 相手の発言は「受け流す」とラクになる
あなたに影響を与えようとしてくる人を「常識ある大人」として捉えるのはNGです。
議論という名の試合に参加してしまい疲弊します。
でも「相手は子供だしなぁ」と思っていれば温かく見守ることができます。ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに今回ピックアップした体験談ですが、電車の中で考察したあと先輩にお礼のメールを送ったんですね。
そしたら「長々と話し過ぎてすみません。また今度飲みに行きましょう」と返ってきました。
もしまた機会があれば「相手は子供」と思って相手に合わせるつもりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
今回は以上です。