職場に馴染めなくて孤立する人は主に2タイプいます。
- 高い基準を人に押し付ける職人タイプ
- 組織の役に立てない落ちこぼれタイプ
もし立派な「組織の一員」になりたいなら、考え方をほんの少しだけ変えたほうがいいかもです。
本記事では、どちらのタイプにも当てはまる、立派な「組織の一員」になるための考え方についてご紹介します。
パン
あなたを【手取り年収500万】にするために本ブログを運営しています。月42万の手取りはイイと思いませんか?(^^)
本記事のゴールは、あなたが会社にとって「必要な人材」と認められることです!
目次
職場に馴染めなくて孤立する人へ
まずは、会社で働くことの「大前提」についてお話しします。
働くのは『会社の利益』のため。「自分の給料・仲良しこよし」のためではない。
大前提:会社の利益のために働いているか?
職場に馴染めなくて孤立しています…
大切なのは「組織の利益に貢献」することだけです。馴染めないというのは、とても小さな問題です。
なぜ組織の利益が大切なのか?
雇われたのは、利益に貢献してほしいからのはずです。
「利益」はお金だけではありません。一緒に働いていて楽しいとか、楽させてもらえるとか、人間的な意味合いも含んでいます。
この前提をクリアすれば、組織はどんな悩みでもそれなりに対処してくれます。孤立してやりにくいなら、他のメンバーに取り計らってくれるでしょう。給料が安すぎるなら、仕事内容と給料のバランスを再設定してくれるでしょう。
貢献度が大きくなればなるほど、優遇されるのは当然です。
なぜ孤立するのか?
組織にとって「必要ない存在」になっているからです。
利益に大きく貢献している人は、普通に尊敬されます。一部の人から嫌われることはあっても、孤立することはまずあり得ません。
「売上」に直接貢献する人は、万が一同僚に嫌われても、社長がかばってくれます。
「癒し」で間接的に貢献する人は、万が一社長に嫌われても、同僚がかばってくれます。
会社に馴染めないのは、誰からも必要とされていない、何の利益にも貢献していないからではないでしょうか?
孤立から抜け出すための考え方
まずは、ありがちな悩みとその原因をお伝えして、それから「孤立から抜け出す方法」を解説します。
ありがちな悩みA「ハブられる」
↓40代・上司
職場で完全に孤立しています。同僚や部下にかなり嫌われており、挨拶すらしてもらえません。
原因はおそらく、私が厳しく意見するからだと思います。他の人の仕事につい口を出してしまうのです。こうすればもっとよくなる、そんなんじゃダメだよと。
そのせいか、リーダー格の同僚から疎まれ、その人を慕う人たちからも蔑まれ、私の味方をしてくれる人がいなくなりました。
もう辞めるしかないのでしょうか?
原因A:孤立するのは「高い基準を人に求める」せい
この悩みに心当たりがあるあなたは、組織の利益(売上や評判など)を大切にされているのだと思います。
だからこそ、いい加減な仕事をする仲間に「それはダメだ」と指摘したくなるのでしょう。
ぜひその高い基準を貫いてください!
あなたは組織に必要です!
そしてさらに、本記事のラストで紹介するポイントを押さえれば人気者になれますよ!
ありがちな悩みB「できる仕事がない」
↓20代・部下
職場で評価が低くく、みんなに嫌われています。そのせいかまともに仕事をさせてもらえません。実際に能力がないので仕方ないのですが…
なにより、人間関係を築くことができません。転職を何度か繰り返していますが、今回も「またこれか」という感じです。
人並みのことができない自分が嫌いです。だから人に話しかける自信もありません。何をやってもダメダメです。本当に悲しいです。アドバイスをください。
原因B:孤立するのは「低い基準を自分に許す」せい
「仕事は与えられるもの」と誤解している人ほどこの悩みに陥ります。
この思考回路だと、活躍できる機会はかなり制限されます。
ぜひ「手伝いましょうか?やれることありませんか?」と積極的に貢献してください。そして、信用を積みましょう。
会社は学校ではありません。会社では利益に貢献してナンボなんです。もらう給料以上の働きをするとか、自分にしかできない役割を全うするとかして「使えるヤツ」になりましょう。
対処法:個から「集団」へ意識を切り替えよう
大切なのは「チームで利益を上げたほうが生産性は高い」という意識を持つことです。
孤立しているすべての人にお伝えしたいほど大切です!
例えば、あなたの隣の家が火事になりかけているとして、火に気づいた人がそれぞれ水を汲みに行くのと、バケツリレーで水を運ぶのとでは、どちらのほうが鎮火に成功すると思いますか?
無事に鎮火できるかどうかはスルーしますが、後者の働き方ができれば「馴染めない」は即解決しますよ!
ポイント:「役割」を意識しよう
ものの見方が「それぞれが水を汲みに行く」だと↓こうなります。
- 人の仕事に口を出したくなる
- 自分の仕事に自信が持てない
自分はバケツで水5Lを運んでいるのに、他の人は500mlペットボトルだったら「せめて2Lで行けや!」と言いたくもなります。
逆に自分は500mlで周りの人が5Lだと「自分なんて…」でしょう。
これに対し、「バケツリレー」はそれぞれに役割があり、全員が等しく鎮火に貢献します。右から左へバケツを渡すだけの人は「使いものにならない」なんてことはありませんし、火に水をかぶせる人だけが「利益に貢献する人」なんてこともありません。
組織では、それぞれに違った役割があります。
たとえ同じ仕事をしていても、です。
- 仲間をやる気にさせる人
- クレーム処理がうまい人
- 問題点を見つけて改善を促す人
あなたが仲間の「良い点」に気づき、あなたも「仲間を補う者」になれば、かならず組織に馴染めますよ。
まとめ:「バケツリレー」のつもりで働こう
本記事で紹介した考え方を実践してみてください。
孤立は放っておいてOKです。
それよりも「バケツリレー」を意識しましょう。
そうすれば、あなたは自分の役割が見つかって「仲間」になれますよ。
今回は以上です。