先日、進撃の巨人33巻を読みまして。
主人公エレンを見て「自由と逆方向に向かってるな」と思ったので、ふと「自由」について執筆したくなりました。
今回は『自由になるには』というテーマでお話します。
タイトルにも書きましたが、
さらに得ようとするより、手放すこと。
これが「自由」の初級者コースだとぼくは考えています。
パン
ちなみにですが…
ぼくは「お金持ち」になりたくて、起業・投資・ネットワークビジネスに挑戦して失敗。借金・重労働で自由がどんどん遠のく人生でした。
しかし、今回紹介する『あること』でお金持ち&自由に近づけています!
目次
自由になるには?
「こうでなければならない」という執着を手放すこと。
これができれば、あなたは今この瞬間から自由になれますよ。
エレンが選んだ「地鳴らし」は自由を実感するためだった?
まずは『進撃の巨人』のあらすじを(33巻中心で)ザックリとお話ししますね。
主人公エレンの生まれ故郷「パラディ島」は巨人の力を有する【悪魔の末裔】であり、世界にとって脅威そのものでした。「パラディ島VS世界」は不可避。このままだと島の住民は銃火器と爆弾の雨で殺されます。
エレンは故郷を救うために、島以外の人類を皆殺しにする道を選びました。大量の巨人を全世界にけしかけて、大量虐殺。これが「地鳴らし」です。
「島の住民の安全な暮らし」のために、仕方なく「地鳴らし」を選んだのでしょうか?
33巻の描写を見ると、ちょっと違うようです。
「外の世界」に自由を期待していたエレン
エレン「壁の外で人類が生きてると知って…オレはガッカリした」
エレンは幼少の頃から「外の世界」に憧れていました。自分たちを閉じ込める壁の向こうには「炎の水・氷の大地・砂の雪原」があると信じていたのです。
ところが、外の世界には「炎の水・氷の大地・砂の雪原」とは違うものがありました。それは「人」です。
このページの「それを見た者は」の「それ」とは、炎の水・氷の大地・砂の雪原などの“不思議な世界”のことでしょう。
島の外にも「人」がいると知ってガッカリしたエレンは、「地鳴らし」によって「それ=自由を象徴するもの」を見ようとしている?
という感じの描写でした。つまり、自由を実感するために「地鳴らし」をしたということです。
自由はぼくたちの「中」にある
「自由になるには」のおさらいです。
「こうでなければならない」という執着を手放すこと。
エレンは「こうでなければならない」にがっつりと縛られているように思いました。親友のアルミンも「君のどこが自由なのか」とエレンに疑問を投げかています。
ぼくたちが求める自由は少し違いますよね。
例えば、好きな場所に住んで、好きな人と一緒にいて、好きな時間に寝て、好きなものにお金と時間を使う。そんな生活を「自由」と感じます。
ぼくたちは自由を得るために、夢・目標を掲げて頑張るわけです。
しかし、夢に固執するとかえって不自由になりますよ。
「自由」を実感した瞬間【体験談】
冒頭でもお伝えしましたが、ぼくはたくさん失敗してきました。
特に、投資で3度目の破産をやらかしたときは「死」の文字が脳裏にチラついていましたね。
このとき、別の道で成功するまでは「投資しない」と決意したんですね。そしたら次の瞬間、「自由」を強く実感したのです!
決意する前は、自分の夢と市場の動きに振り回されていました。自分から「不自由」になっていたわけです。
*ご興味ありましたらプロフィールをご覧ください。
この出来事を通じて、自分の未来に執着すると「自由でなくなる」と気がつきました。
大切なのは「どんな未来でも許す」状態で「今に集中すること」なんですね。
人生を「線」で捉えると不自由&不幸になる
エレンは人生を「線」で捉えています。過去・現在・未来が1本の線でつながっているイメージです。運命論的な考え方ですね。
過去にトラウマ級のキッカケがあり、未来に「こうでなければならない」を設定し、夢に向かって効率的かつ最短ルートで進むことが正しいと確信していますよね。
漫画の場合は「線」でいいのです。ぼくたちが楽しむために作られた物語ですからね。
でもエレン本人は、幸せではありません。なぜなら「夢を果たすまでは幸せになれない」と決心しているからです。
そして、この生き方はまさに「昔のぼく」なんですね。夢を果たすために今を頑張れた者だけが幸せになれると信じていたのです。
でも、間違っていました。
人生を「点の連続」で捉えると自由&幸福になる
目の前のことだけに集中すればいいのです。
過去を忘れ、未来を気にせず、今日という1日を目いっぱい楽しむ!
そうすると、自由かつ幸福な人生が即スタートしますよ。
旅をする真の目的
例えるなら、人生は「旅」です。
旅には目的地があります。でも旅の目的は「目的地に到達すること」ではありません。
旅の目的は「旅そのもの」ですよね。もし目的地とは違う場所に到達しても、旅が失敗したことにはなりません。
人生もコレと同じです。
夢を掲げるのは、今日を楽しむためです。明日のために我慢しても苦しいだけですし、人生をよくわからないものに使うハメになります。
「今」に集中するからこそ「自由」になれると覚えておいてください。
まとめ:執着を手放して「今」をめいっぱい楽しもう!
- 未来のこだわりを手放そう
- 過去のわだかまりを手放そう
- 「今」に集中しよう
- そうすれば、自由になれる
いかがだったでしょうか。
本記事で紹介した「人生は点の連続である」を意識して毎日を過ごしてみてください。
「今日を有意義に楽しんだ人」は自然と成功者になるのではないでしょうか。
もしあなたが「なんだか生きづらい世の中だな~」と感じているなら、こちらの記事がおすすめです。
本記事では「時間」を軸に自由についてお話ししましたが、上の記事は「意思」にまつわる自由について解説しています。よろしければ読んでみてください。
過去や未来に対する執着を手放して、今を大切にしてみてくださいね。
今回は以上です。