信じられないかもしれませんが、
このクソババア!
と心の中で叫べば、あなたは毒親の呪縛から解放されます。
もしあなたが毒親育ちではないなら「へー、そうなんだ」と受け流してください笑
本記事は以下の4つでお届けします。
- どうして毒親育ちだと生きづらいのか
- 解決策「クソババア!」
- 毒親になってしまう原因
- 自分が毒親にならないために
「クソババア!」と叫べば、生きづらい人生から抜け出せますよ!
ご家族と一緒に住んでいて「早く家を出たい」という方はこちらの記事もおすすめです。
目次
どうして毒親育ちだと生きづらいのか?
結論から言うと、毒親に育てられた人は自分が嫌いだから生きづらいんです!
流れとしては、親の期待に応えられなかった子供は無価値な自分を補うために「良い人」を演じるようになります。そのせいで素の自分を出せず、自分を否定しながら生きるハメになるのです。
具体的な流れはステップ形式で解説していきますね。
- 「毒親」発生
- 自分は価値がない
- 良い人を演じる
- 自分が嫌い
ステップ1: 「毒親」発生
あなたの親はどちらのタイプでしょうか?
- 自分を優先する親
- 自分よりも子供を優先する親
前者は毒親になりやすいですが、実は後者も毒親になります。
後者について詳しく解説しますね。
親は基本的に「子供を立派に育てたい」と考えます。この気持ちは愛情です。
たいていの親は愛情表現が許容範囲内ですが、中にはそうではない親もいます。
- こだわり(執着)が強すぎる
- 期待外れと判断している
過剰・不足した愛情表現により毒親化します。
ステップ2: 自分は価値がない
- 親の「こだわり」に応えられない
- 親が愛を注ぐことを「あきらめた」
子供が「自分には価値がない」という信念を作るキッカケになります。
これが生きづらいと感じる根源的な原因です。価値がない自分では世界のどこにも居場所がないと感じてしまうのです。
ちなみに「期待に応えたら愛してあげる」というスタンスを条件付きの愛と言います。
条件付きの愛は「期待に応えられないお前は価値がない」というメッセージが込められていて、子供はそのメッセージをしっかりと受け取ります。
例えば、テストで90点を取っても親が「あっちの子は100点だ!」と叱ると、子供は「自分はダメな人間だ」と信じます。
子供
親の期待に応えられないのは自分のせいだ…
叱られた直後に「90点も取れたら十分でしょ?」と考えられる子はまずいません。
だからこそ、毒親育ちの子供は「自分は価値がない」と考える傾向が強いのです。
ステップ3: 良い人を演じる
「自分は価値がない」と考えるようになった子供は、自分に価値を見出すために「良い人」を価値観にします。
わかりやすく言うと「良い人」を演じるのです。
人に嫌われるのが怖いんです。なぜなら強烈な孤独感に耐えられないからです。
その結果、自分を嫌っている人、おかしな人にまで好かれようとしてしまいます。
関わるすべての人に無理に合わせようとするので、やがて人とのコミュニケーションが「つらい」となります。
ステップ4: 自分が嫌い
- 素の自分を隠す罪悪感
- 自分ではない自分を演じる違和感
- 誰にも苦しみを理解してもらえない孤独感
人と関わるのが辛いのに、仮面をかぶって必死に演じている自分がいる…
この段階になると「自分が嫌い」としか思えなくなります。
しかしそれでも、演じることをやめられません。
なぜなら、好かれる努力をやめることは、自分の存在価値が無くなるのと同じだからです。
こうなると、人生の選択肢は次の2択しかないように感じます。
- 生きづらい人生をこのまま我慢するか
- 人生をあきらめるか
そんなの、苦しいに決まっています。
素の自分を出せないと悩む人は多いですが、ぼくは心から本記事を見つけてくれることを願っています。
なぜなら、この問題はたった一言で改善できるからです。
「このクソババア!」でありのままの自分に戻ろう
「良い人」を価値観にしている限り、素の自分を出すことはできません。
そこでご紹介したいのが「このクソババア!」です。
「このクソババア!」と心の中で叫んでみよう
この言葉を唱えると「良い人」をやめることができます。
試しに、心の中で唱えてみてください。
いかがでしょうか。
自由を感じませんか?
(このクソババア!)
なんだか気持ちが軽くなったみたい!
どうして気持ちが軽くなるのでしょうか?
その理由は、良い子には絶対に言えない言葉だからです。
「クソババア!」と叫ぶことは、
「良い人」と「親の期待に応える」のを
やめる宣言
になります。だからこそ親の呪縛から自分を解放できるのです。
繰り返し唱えれば、「親に支配された人生」から「自立した人生」に修正することができますよ。
「良い人」をやめるメリットとは
実は「良い人」をやめると、大きなメリットが2つあります。
- あなたを大切にしてくれる人が現れる
- 人から見下されなくなる
それぞれ解説しますね。
あなたを大切にしてくれる人が現れる
世界には「ありのままのあなた」を好きになる人が一定数存在します。
例えば、辛口Youtuberなのにたくさんの方に応援されている人がいます。
これは発信者の価値観に共感する人が一定数存在するからであり、且つ発信者が「ありのままの自分」を出しているからです。
ホンモノの声だからこそ、心から共感できるわけですね。
人から見下されなくなる
良い人をやめると人から見下されなくなります。
パン
ぼくは仕事で後輩にも敬語を使っていたのですが、完全にナメられました。気を遣うのはダメです。
ところが良い人を演じるのをやめた途端、今度はちゃんと気遣ってもらえるようになりました。
実は「良い人だから大切にされる」は間違いです。良い人を演じても「便利なやつ」と見下されるだけですよ。
気を遣うのではなく、気にかけましょう。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
毒親になる原因とは?
ここまでで、毒親が子供にどんな影響を与えているのかと、毒親の呪縛から抜け出す方法をお伝えしました。
親の期待に応えられなかった子供は「良い人」を演じることで、価値のない自分を補おうとします。そのせいで素の自分を出せなくなり、生きづらい人生になってしまうのです。
しかし「このクソババア!」と心の中で叫ぶことで、ありのままの自分を取り戻すことができます。
次は「毒親」になってしまう主な原因を3つ紹介します。
原因を知れば、自分の親を理解する助けになるでしょう。
それに、自分が毒親にならずに済みます。
原因1:コンプレックス
子供は親の「分身」であり「鏡」です。
要するに、親は子供に自分のコンプレックスを投影してしまい、つい子供に過干渉になってしまうのです。
例えば、自分が出世できなかったのは学歴のせいと考えている親は、その未練や悔しさを自分の子供に押し付けて勉強を強要してしまうことがあります。
このとき、子供が勉強をイヤがると、親はとてつもなくイライラします。
アナタのここがダメなのよ!!
実は子供の欠点ではなく、自分のコンプレックスを指摘しているんですね。
つまりコンプレックスをたくさん抱えている人ほど、毒親になりやすいのです。
原因2: プレッシャー
子供を何人か育てれば「子供は信頼すれば育つ」と気づけます。
ところが、ほとんどの親は「はじめての子育て」に挑戦します。
なのでプレッシャーを感じて「この子を育て間違えてはいけない」と考えてしまうのです。
そのせいで過干渉になりがちです。
そしてそのような親は、子供のあらゆる面を理想と比較しがちなんですね。
どうしてこんなこともできないの?!
とどのつまり、責任感が強い人ほど毒親になりやすいということです。
原因3: コミュニケーションギャップ
人は誰でも「自分が言われてうれしい言葉・不快に感じる言葉は相手も同じだろう」と考えます。
でも現実は違います。たとえ親子でも、言葉の感じ方・受け取り方は違うんです。
例えば、子供がテストで90点を取った時に「どこを間違えたの?」と取れなかった10点に注目する親がいます。
この親は「しっかり復習すれば次は100点だね」と褒めているつもりなんです。
この手の親は「間違いを指摘されるとやる気が出るタイプ」です。
ところが、子供はこう感じるかもしれません。
お母さんに喜んでもらいたくて頑張ったのに、ガッカリされた。
人を喜ばせることにやる気を感じる子は、これだけで「もう2度と勉強しない」と決意しかねません。
どうすれば毒親にならずに済むのか?
結局どうすればどうすればいいの?
シンプルに子供をほめる。これが1番です!
子供は親の愛と称賛を求めています。つまりほめられたいのです。ほめることは愛と称賛を与える行為であり、欲しいものを与えてもらった子供は本当の意味で「良い子」になります。
伝え方を間違えると、コミュニケーションギャップが起きてお互いに不幸になります。
△話し方:自分がどう話すか
◎伝え方:相手にどう伝わるか
伝え方は別のブログ記事で紹介しています。
伝え方をマスターすると、これまでとは比較にならないほど相手が自発的に動いてくれるようになりますよ。
まとめ:脱・毒親!もっともっと自分を好きになろう
- 良い人を演じるのをやめよう
- 「クソババア!」で自己否定の連鎖を断ち切れる
- 毒親になる3つの原因を紹介
- 上手にほめるとみんな幸せになれる
自分を好きになれないのは、親の存在が心に住み着いているからです。
自分に価値がないから良い人になろうとして、イヤな事は何でも自分のせいにしてしまう。
このクソババア!
心の中で反抗すれば、あなたの人生を取り戻すことができますよ!
もしあなたが親なら、子供を大切に育ててあげてくださいね。
物理的に親から離れたい方はこちらの記事もあわせて読んでみてください!
今回は以上です。