肉体労働とは「肉体を使ってする労働」のことです。
そして頭脳労働は「頭脳を使ってする労働」です。。。
でも「肉体労働と頭脳労働どっち?」という仕事もありますよね。
- デスクワーク
- 営業
- 俳優
- 医者
「肉体労働」って一体何なのでしょうか?
どこまでが範囲?
そこで本記事では、肉体労働と頭脳労働の分類に挑戦します!
さらに肉体労働と頭脳労働はどちらがおすすめかについてもお話ししますね。
目次
肉体労働の定義に物申す!
まずは「肉体労働」に絞って言及していきますね。
「肉体を使う仕事」だけでは分類できない
国語辞典にはこう書かれています。
肉体労働:〘名〙 肉体を使ってする労働。
そりゃそうだ笑
でも、こうは思いませんか?
ほとんどの仕事は肉体を使いますよね?
配達や組立作業のように、頭をあまり使わない単純作業なら「肉体労働」ですよね。
逆にコピーライターやプログラマーなどは「頭脳労働」だとわかります。というのは、明らかに肉体×&頭脳〇だからです。
では、以下のパターンはどうでしょうか?
肉体or頭脳 | パターン | 仕事の例 |
---|---|---|
肉体労働 | 肉体〇 頭脳× | 配達 組立作業 |
頭脳労働 | 肉体× 頭脳〇 | プログラマー コピーライター |
どっち? | 肉体〇 頭脳〇 | 営業 俳優 |
どっち? | 肉体× 頭脳× | データ入力 バスの運転手 |
「営業」って肉体も頭脳も使いますよね。
逆に「データ入力」は肉体も頭脳も使いません。
つまり『肉体を使ってする労働』という国語辞典の定義だと「???」となります。
肉体労働と頭脳労働の違いとは?
それでは、肉体労働と頭脳労働はどう分類すればいいのでしょうか?
まずは「簡単な見分け方」からお話ししますね。
1番簡単な分類方法
1番簡単で分かりやすい分類方法は「服装」です。
服装が指定される仕事全般
服装=作業着・ユニフォーム・スーツ・靴・手袋・髪の毛の長さなど。
服装がわずかでも指定される仕事は肉体労働です。
なぜかというと、頭脳労働なら服装は関係ないからです。
- デスクワーク=肉体労働
- 営業=肉体労働
- 俳優=肉体労働
例えば、プログラマーやテレビ番組のプロデューサーは服装が自由です。つまり「頭脳労働」ですね。
ところが、デスクワーク・営業・俳優はいずれも「指定された服」を着て仕事します。
なぜ服が指定されるのかというと、理由はいくつかあります。
- 汗をかいたり汚れたりする仕事だから
- 役割通りに振舞うことが仕事だから
- 組織を動かす歯車の1つでしかないから
この分類方法だと「医者」も肉体労働ということになります。
手術中は飲まず食わずで作業しっぱなし。高い技術力が求められる肉体労働
医者も俳優も肉体労働?!
まさか!納得できませんよ!
と感じるかもしれませんね。
なので補足説明します。
肉体労働は「単純労働」だけではない
多くの人は、肉体労働といえば「単純労働」をイメージします。
しかし前述の通り、知識や技術を必要とする肉体労働はたくさんあります。右のものを左に移すだけが肉体労働ではありません。
だからこそ、定義が曖昧なんです。。。
そういう訳で、次は肉体労働と頭脳労働の最大の違いについて解説します。
肉体労働と頭脳労働の大きな違いとは
肉体労働と頭脳労働の大きな違いは「ゴールへのプロセスが決まっているかどうか」です。
プロセスとは過程・工程・方法のこと。
肉体労働の場合、やることは決まっています。言い方を変えると「あとは体を動かすだけ」という状態なんです。
例えば医者なら、レントゲンで異常を確認し、必要なら手術します。これは決まったプロセスをなぞるだけなので「肉体労働」です。
一方頭脳労働は、ゴールへのプロセスが決まっていません。
漫画家がそうですね。「漫画を描く」というゴールは決まっていますが、どんな漫画を作るかはその人次第。バトルものかラブコメか、オチはどうするか、コマ割りはどうするかなど、プロセスは自分で創造します。
これが「頭脳労働」です。
もし「こういうデザインと文章で作ってください」と指定されれば肉体労働になります。
肉体労働と頭脳労働を分類してみた
- 服装に指定がある
- ゴールへのプロセスが決まっている
以上を踏まえて、肉体労働と頭脳労働を分類してみました。
肉体労働 | 頭脳労働 |
---|---|
従業員 | 経営者 |
医者 | *研究開発者 |
データ入力 | プログラマー |
営業 | コピーライター |
俳優 | プロデューサー |
*声優 | 小説家 |
演奏家 | 作曲家 |
このリストだと、声優は服装が自由なのに肉体労働ですし、研究開発者は服装が白衣なのに頭脳労働です。
声優は「頭脳労働者が考えた文章を読み上げる肉体労働者」で、俳優と同じです。
なので例外もありますが、ほとんどは「服装」で判断できます。
もし迷ったら「プロセスが決まっているかどうか」で判断すると良いでしょう。
肉体労働と頭脳労働、どっちがおすすめ?
最後に「肉体労働と頭脳労働はどっちが良いのか」について触れたいと思います。
ぼくの主張は「まずは肉体労働で成功しよう」です。
「肉体労働なんてやめとけ」なんてもってのほか!医者がいなくなったら困る!
これは本ブログでお伝えしたいことの1つでもあります。
まずは肉体労働で成功しよう!
肉体労働と頭脳労働はどっちがきつい?
結論から言うと、頭脳労働のほうがはるかにきついです。
肉体労働を続けても人生は切り開けませんよ!
このように考える根拠はズバリ「時間を切り売りしているから」でしょう。
たしかに、成功している人は頭脳労働者が多いです。
パン
例えばiPhoneを開発した故スティーブ・ジョブズは「頭脳労働」の典型ですよね。
でも大きな問題があります。
「誰でも成功できる道ではない」という問題です。
頭脳労働は過酷な道
頭脳労働は過酷です。
というのも、報酬発生の条件が全く違いますから。
肉体労働:やれば報酬をもらえる
頭脳労働:成功すれば報酬をもらえる
例えば「ブログ」も立派な頭脳労働ですよね。気軽に始められますし、いつかは不労所得になるかもしれません。
でも「誰でも生計を立てられる」かというと、おそらく答えはNOです。
- 先行有利
- 経歴の質
- 文章力
- 総合的なセンス
- 忍耐力
実際、ぼくがブログを始めてから1年間で得た総収入はたったの215円でした。
この状況を打開するために、食事中も就寝中もブログについて考えました。人との話題もほとんどブログについてです。
そうまでしないと、成功報酬なんてとても得られません。
- なぜうまくいかないのか?
- どうすればいいのか?
- 最初からやり直すべき?
…といったことを考えていましたし、毎日が不安でした。
漫画家だって、次の展開や納期のことばかり考えています。8時間仕事したから「はいオシマイ!」という訳にはいかないのが頭脳労働のつらいところです。
もちろん、成功すれば大きく報われるのが頭脳労働のメリットです。
しかしながら、99%の頭脳労働者は、かけたお金と時間を回収できません!
実際、ブログに挑戦した人の99%は閉鎖しています。つまりレンタルサーバー代やテンプレート代を損しているのです。
「だからやめとけ」という話ではありません。ただ「頭脳労働は難しいですよ」と言いたいのです。
頭脳労働は経営者と同じです。肉体労働よりも10倍大変と言っても過言ではありません!
「できる」と思ってナメて始めると、ノウハウを売る人たちを恨むハメになると思いますよ。
肉体労働がきついなんて、ちゃんちゃらオカシイぜ!
一方、肉体労働は気が楽です。
仕事中は手や体を動かしながら、今ハマっているゲームについて考えることができます。
そして仕事が終われば、さっさと家に帰って缶ビールを片手に家族と談笑するもよし、同僚とパチンコへ行くのも良し、将来に備えて勉強するも良しなんです。
オンとオフをキッチリ分けられるのが肉体労働の魅力の1つと言えそうですね。
肉体労働でしっかり準備しよう
本題はここからです。
いきなり頭脳労働を考えるのではなく、肉体労働で十分に成功してから頭脳労働への挑戦を考える。
パン
これが、ぼくがおすすめする成功プロセスです。
なぜなら、肉体労働で差がつくのは「働き方」だからです。
考えてもみてください。肉体労働は仕事の内容が「みんなと同じ」なのに、エリートも落ちこぼれもいます。
その差はズバリ「どれほど他者を考えられるか」なんです。
例えば、自分の給料や楽をすることばかり考える人は安い給料のままです。
自分のことしか考えない人は頭脳労働でもうまくいきません。
一方、会社の利益や人に尽くすことをモットーにする人は営業成績トップ、昇進、引き抜きなど「次へ進む」ことになります。
こういう人は頭脳労働でも成功します。なぜなら成功法則を経験しているからです。
つまり、肉体労働での成功は「頭脳労働での成功」につながるのです!
肉体労働で得られる1番大切なものとは
肉体労働を通じて「この世界でやっていける!」という自信がつきます。
言い方を変えると「仕事人としての下地を作れる」ということです。
- 奉仕の気持ちで仕事する
- ボトルネックを解消する
- セルフイメージを高める
- チームワークとリーダーシップ
- 納品する
上に挙げたものはすべて、頭脳労働での成功に必要なものでもあります。
会社から出たら、上記のすべてを自力でクリアしなければなりません。
「ボトルネックって何?」という人は、こちらの記事をご覧ください。
なぜ肉体労働はなぜ割に合わないのか?
そうは言っても、肉体労働って割に合わなくないですか?
あなたも「苦労の割には安月給」と思っているかもしれませんね。
ですが、これは事実ではありません。
こうなる原因はズバリ「まだ未熟だから」です。
- 頂く給料以上の利益を上げようとしない
- 「定時まで居ることが仕事」と勘違いしている
- 誰でもできる仕事しかしない
- 指示に従うだけ
- 納品できなくても怒られるだけ
以上の問題点を1つひとつクリアしていけば、やがて昇進・昇給します。もしくは独立して成功することも可能です。
実際、ぼくは20代後半で月収45万円になりました。仕事は現場仕事や工場の組立作業員だったにもかかわらず。
そもそも医者だって肉体労働です。それなら稼げると思いませんか?
結局のところ、有益な人材にならないと「頭数」でしかないわけです。
まとめ:まずは肉体労働で成功しよう
- 「服装」で判断しよう
- 肉体労働はゴールへのプロセスが決まっている
- 頭脳労働はプロセスを創造することが仕事
- だからこそ、頭脳労働はとても難しい
- まずは肉体労働で成功しよう
本記事で「肉体労働と頭脳労働の違い」をお伝えしました。
ついでに「肉体労働と頭脳労働どっちがおすすめ?」ではなく『肉体労働→頭脳労働』だとわかりましたね。
肉体労働をおすすめする理由は、あなたが肉体労働で培ったノウハウ・実績・経歴・成功体験を頭脳労働で活かせるからです。
仕事人としての下地がないまま成功者になろうとするのは無謀です。
ですので、まずは肉体労働で「他者を勝たせる修行」を積むことをおすすめします!
今回は以上です。
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