失敗ばかりで全く自信がない…
仕事でミスばかりすると落ち込みますよね。自信を失って辞めたくなる時もあると思います。
そういう時、“本来なら”先輩からコツを教わるのが1番です。
あなたの上司や先輩がうまく仕事できるのは失敗の経験が豊富だからです。そんな先人たちから教わればミスも減るでしょうし、出世の可能性も上がります。
パン
ぼくも元請けから滝に打たれるような勢いで色々教わりました。
その結果、元請けにとても気に入られて引き抜かれました。転職前の月収16万円が2年後には45万円になったのです!
でも上司や先輩に恵まれない人もいます。そういう人はネガティブな気持ちで仕事していますよね。
特にミスばかりで自信がない人ほど上司に責められる毎日になりがちです。
その場合はミスを減らして仕事に前向きになると可愛がってもらえますよ!
そこで本記事では、ミスを減らせる簡単なコツをご紹介します。
本記事の内容はこちらです。
- 仕事に自信がない人の特徴
- ミスばかりする原因
- ミスしないための対処法(コツ)
職場の先輩から教わることが「学校」なら、本記事は「塾」のような位置づけです。
しっかり予習して、明日からジワジワと活躍していきましょう!
パン
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目次
ミスばかりで仕事に自信がない人の特徴と原因
まずは現状確認です。
ミスばかりする人の特徴をピックアップしました。
自分にも当てはまるかチェックしてみてください。
- 人の顔色をうかがってばかり
- わかったフリをする
- ミスしたら言い訳する
- やる前から失敗に怯える
それぞれ解説しますね。
特徴1:人の顔色をうかがってばかり
仕事に自信がない人は「人にどう思われるか」をものすごく気にします。
悪く思われたくないですもんね。
実はこれ、1番やってはいけない行動なんです。なぜなら、正解の範囲が狭くなるからです。
例えば、仕事の順番は「A→B→C」でも「C→A→B」でも正解だとしますよね。
仕事に自信がある人は状況を見て判断します。
ところが仕事に自信がない人は、
上司
なぜA→B→Cでやらないんだ!
と怒られる気がして「A→B→C」にこだわります。
そのせいで
- 要領が悪い
- 小さなミスを気にしすぎ
- 仕事に消極的
という落ちこぼれキャラになってしまうわけです。
特徴2:わかったフリをする
仕事に自信がない人ほど「自信がない」ことを隠そうとします。
理由は存在意義を失いたくないからです。いつも「失敗したくない」と思っています。でも次のように言われることは失敗よりずっと怖いのです。
仕事仲間
仕事できないとか…何しに来たの?
でも役立たず・無能と思われるのがイヤで質問ができません。
なので、仕事に自信がない人ほど必要な情報やノウハウがないまま仕事します。つまりわかったフリです。
みんな何も聞かずに仕事している…
みんなわかっているんだ…
その結果ますます自信がない状態で仕事するハメに。
「頼むから成功してくれ」と祈りながら仕事している人は要注意です。
特徴3:ミスしたら言い訳する
仕事に自信がない人ほどミスしたら言い訳します。
やはり、存在意義を失うのが怖いからです。
特徴2「わかったフリをする」と同じです。違いは「事前」か「事後」かだけ。
仕事ができる人もミスはしますが、無理に隠そうとはしません。ある程度のヒューマンエラーは仕方がないと割り切っているからです。
ところが、仕事に自信がない人はヒューマンエラーを含めたすべてのミスを「実力不足」と感じます。
「自分は仕事をよくわかっていない」と自覚しているからです。
ミスを認めることは「ここに居ていい人間ではない」と自白するようでイヤなんですよね。
だからこそ、つい言い訳してしまいます。
今回できなかったのはこういう理由がありまして…
- 失敗を反省できず、次に活かせない
- 誰も成功のコツを教えてくれない
こうしてミスばかりする自分から抜け出せない悪循環に陥ります。
特徴4:やる前から失敗に怯える
当然ながら、仕事に自信がない人はやる前から失敗に怯えています。
ミスしたくない=怒られたくないからです。
でも実は、逆なんです。
「失敗に怯えるから自信がなくなる」なんですね。
とはいえ、自信がないので「失敗を考えないようにする」なんてできません。
共通点:アレを気にしすぎ
ミスばかりで仕事に自信がない人は「人にどう思われるか」を気にしすぎです。
仕事ができる人は、相手がどう思うか(相手中心)で行動します。
ところが仕事に自信がない人は、相手にどう思われるか(自分中心)なんですね。
意識が自分に向いているからミスばかりするのです。
それが悪いことだとは言いません。
というより、仕方がないのです。
周りが自分のことを「使えないやつ」とか「また失敗するだろ」と思っていたら肩身が狭いですし、自分の心を守るのに必死になって当然です。
ミスしないためにはどうしたらいいのか?
ここからは、事前にミスを防ぐ方法や、ミスしない自分になるためのテクニックをご紹介します。
- 相手中心で行動する
- できる人にコツを聞く
- 事前に確認する
- 元気よく謝る
- 対策案をしっかり伝える
- ミスを「成長」に変える
- 「期待」を意識する
- 心が快になる言葉を唱える
- 親しい人と一緒に仕事する
- 劣等感を手放す
それぞれ解説しますね。
コツ1:相手中心で行動する
ズバリ、相手中心で行動すればミスしなくなります。仲間や会社、あるいはお客さんに心から尽くしてみてください。
- 仕事に集中できる
- 周りが自分に求めていることがわかる
- 失敗への恐れがなくなる
「仕事しなくちゃいけない」と思って重い腰を上げるようではダメです。
尽くす気持ちでガンガン行動しましょう!
コツ2:できる人にコツを聞く
仕事に自信がないときは、そのことをできる人に打ち明けてみましょう。
そうすれば親身になってアドバイスしてくれますし、時には協力してくれることもあります。
できないことを打ち明けたらバカにされるかも…
大丈夫です。心配いりません。
ぼくも上司の立場を経験したのでわかるのですが、仕事に後ろ向きな人に善意でアドバイスしてもプレッシャーにしかならず、逆効果になることがあります。
だからこそ、上司や同僚はあなたが質問しに来るのを待っているはずです。色々と教えてくれると思いますよ!
コツ3:事前に確認する
事前に情報を揃えることはとても重要です。
- 上司や先輩と流れを確認する
- やり方やコツを教えてもらう
- ミスしやすい箇所や注意点を聞いておく
そうすれば成功率を上げられますし、何より責任を上司や先輩とシェアできます!
事前によく確認すれば「なんとかなる」と思えますよ。
コツ4:元気よく謝る
以下の行動は絶対にNGです!
- 知っているフリをする(見栄を張る)
- 言い訳をする(素直に謝らない)
- いかにも申し訳なさそうに謝る(萎縮する)
これらの行動は自信喪失につながります。
例えるなら、女の子を不慣れな高級レストランに連れていくようなものです。「よく来るよ」と言った手前、食事中は冷や汗が出っぱなしです。
あなたにおすすめしたいのは「わからない。失敗した。“でも再挑戦したい”」というスタンスです。
あなた
へ~、知らなかった。
高級レストランはやっぱり違うね!
女の子
ウフフ、そうですね笑
仕事も同じです。
あなた
すみません!失敗しました!
もう1度やらせてください!
できるかどうかより、やる気があるかどうかを大切にしましょう。
コツ5:対策案をしっかり伝える
謝罪テクをもう1つ紹介します。
よく思い出してほしいのですが、ミスばかりする人ほど「気をつけます」を多用すると思いませんか?
- はい、気をつけます。
- 今度こそ頑張ります。
- 集中力が欠けていました。
意志の力で何とかしようとし過ぎです。
「頑張る」とか「気をつける」とか聞かされた上司はこう思います。
上司
(コイツ、またやらかすだろうな)
これだと信用を失ってガミガミ言われるので、具体的な対策案を伝えましょう。
あなた
申し訳ありません。次からはAとBとCの部品を1つのケースに用意して、それから作業するようにします。
これなら信用されるうえに、あなたもミスしなくなるはずです。
コツ6:ミスを「成長」に変える
同じミスでも、
A
なんで自分はできないんだ。
と自分を責める人もいれば、
B
納品前にミスが見つかってラッキー!
と喜ぶ人もいます。
何が言いたいのかと言うと、ミスをもっと「良いもの」として捉えるべきです。
実際、仕事ができる人や仕事に自信がある人はミスを受け入れています。
- どうしてミスしたのか?
- どうしたらミスしなくなるのか?
この地道な思考プロセスが普通の人を「ベテラン」へと昇華させます。
失敗は成長のチャンスですよ!
コツ7:「期待」を意識する
実のところ、失敗のしやすさは「その人の能力」よりも「周りの期待」によって影響を受けます。
「こいつはできるヤツ」←期待に応えて大きな成果を出せる
「こいつは落ちこぼれ」←期待に応えてミスばかりする
心理学用語で「ピグマリオン効果」と言います。
したがって、自分の能力を上げるよりも周りの評価を上げるほうがミスしなくなります。
ピグマリオン効果についてはこちらの記事で解説しています。
パン
ぼくが落ちこぼれからエリートに変身できたキッカケを紹介しています。
評価を上げる具体的な方法をもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
コツ8:心が快になる言葉を唱える
失敗のしやすさは「周りの期待」だけでなく「心の状態」によっても影響を受けます。
心が快(楽しい)←処理能力が向上
心が不快(怖い)←処理能力が低下
萎縮・緊張するとよくミスしますよね。
なので、心が快になる言葉を唱えましょう。
例えば、ミスする度に「ツイてる」と言ってみてください。
言えばこんな風に感じるかもしれません。
- この程度のミスでラッキー!
- ダメなやり方がわかった!
- たぶんどうにかなる!
心がポジティブだと失敗しづらいですし、調子も上がってきます!
おすすめの言葉は他にもあります。唱えるだけで心が快になる8つの言葉を紹介しているこちらの記事もあわせてどうぞ。
コツ9:親しい人と一緒に仕事する
親しい人と一緒に仕事すれば、萎縮・緊張しなくなります。
結果としてミスしなくなりますよ。
むしろ仕事が楽しくなってバンバン結果を出せます!
ちなみにですが「仕事ができる人」と親しくないなら一緒に仕事しなくていいです。
優しい人ならいいのですが、もし「人を見下すタイプ」だとかえってミスしやすくなります。
できる人
はぁ?
なんでこんなこともできないわけ?
こんな風に扱われたら誰だってミスしやすくなりますよね。
やり方を学ぶためにできる人に近づいて、仕事するときはできる人から離れる。
この世渡り術はぜひ覚えておいてください。
コツ10:劣等感を手放す
できる人と自分を比較するのをやめましょう。
できる人を基準にすると「できない自分」を強く意識してしまいます。これだと自信喪失まっしぐらです。
もし誰とも比較しなければ、自分の存在意義が見えてきます。
劣等感を手放して「あなただからこそ」を見つけましょう!
劣等感を手放す方法はこちらの記事で解説しています。
「正解は1つではない」と気づこう
最後に1つアドバイスがあります。
ミスばかりで仕事に自信がない人は「自分で正解を作る」という感覚をしっかりと持つべきです。
想像してみてください。
同僚の誰かが「良い仕事をした」と満足そうにしています。
同僚
良い仕事をした!
ところで、良い仕事ってなんですか?
決められた手順で仕事したことでしょうか?
ぼくは違うと思います。
おそらくこの同僚は「付加価値」を生み出せたのでしょう。
- 1ミリの誤差もなく完成させた
- 小さな気遣いでお客さんに喜ばれた
- 熱い気持ちで仕事をやり遂げた
与えられた仕事を、指示された通りの手順で実行する以上の何かをこの同僚はしたのです。
この感覚がある人はミスが怖くありません。むしろ積極的です。
ミスはしてもいいので、もっと積極的にお仕事をされたらいいと思いますよ。
まとめ:やれることはたくさんある!
- 「人にどう思われるか」だと自信を失う
- 「相手がどう思うか」だとうまくいく
- 相手が結果を気に入ればやり方は自由
- ミスを防ぐ10のテクニックを紹介
この記事を書いた人はどうして「自信がない人の心理」にここまで詳しいのかな?
こんな風に思ったかもしれませんが、何を隠そうぼくも失敗ばかりで自信がない落ちこぼれでした。
パン
そんなぼくでも「ものすごくできる人」と評価されるようになりました!
自信喪失は本当に厄介で、どんどんミスしやすくなります。
ですので、本記事で紹介した方法を実践してみてください。そうすれば必ず「できる人」になれますよ。保証します!
しかも仕事が楽しくなるはずです!
今回はテクニック面から解決策をお伝えしました。
他にもちょっとした工夫でミスを激減できますが、そちらは別の記事に譲りますね。
でも本当に大切なのは「考え方」や「心の在り方」だと思います。
仕事の向き合い方を解説したこちらの記事もおすすめですよ!
他に気になる悩みがある方は、カテゴリーから探してしてみてくださいね。
今回は以上です。